はじめに
過去の記事、「再開後のディズニーランドがどうなるのか予想してみる」で再開後はこんな風に運営をするんじゃないかと予想を書いてみたのですが、実際に運営再開後に東京ディズニーランドと東京ディズニーシーに入園してきましたので今回は答え合わせ的な記事を書きます。
除菌に関する前提条件的な話
前回の記事では除菌のタイミングについて、誰かが利用したら次の方を案内する前に必ず除菌する前提で書いていたのですが、よくよく考えたらそんなの難しいですよね、それに園外の施設でそんな事やっているかと言ったらと全くやってないですからね。
例えば電車、とてもたくさんの人が利用していて次々に乗り降りしています。係りの方が除菌している姿なんてみた事ないですよね。
舞浜駅のある京葉線。東京駅から蘇我駅まで、片道約40分。東京駅で折り返すときに除菌をしているところなんてみたことありません。蘇我駅側で除菌しているのかもしれないが、少なくとも80分は除菌されていない状態なわけです。
やはり、誰かが利用した都度除菌するのは難しく現実的ではないのです。
園内での共通対策
園内での共通の対策やお願い事は以下のような感じです。
マスクの着用
広い場所で、周りに人がいなければ外しても良いが、基本的にはマスク着用をお願いされる。
夏場のマスクは思った以上に暑さを助長する。こまめな水分補給と塩分補給は必須。また、顔がベタベタになるので定期的に顔を吹くのがオススメ。マスクも数時間おきに交換できた方が良い。
他のゲストとの間隔の確保
列に並ぶ際は足元の黄色い線のテープに合わせ、前の方と間隔をあける。黄色い線のテープには2名まで待機できる。なので3名で来た場合は2人と1人に分かれて並ぶことになる。
黄色い枠のテープもあり、枠の場合はグループで入ることもあり。施設によって異なるようなのでそこはキャストの案内に従う感じ。
トラ柄のテープの枠内には入らない。列の折り返し部分など、他の方との距離が狭くなりがちな場所に貼られている。
ゲストが利用できる除菌スプレー
レストランやお店の出入り口とアトラクションの出口には除菌スプレーが設置されています。
利用前後で除菌スプレーの利用を促されますので積極的に利用しましょう。
もちろんトイレの手洗い場にも設置されています。
これはアトラクション出口に置いてあった除菌スプレー
キャストによる施設の除菌
定期的かつ頻繁に行われています。レストランでのテーブルや椅子はもちろん、ショーウインドウや手すり、手を触れる場所ほとんどが定期的に除菌されていました。
アトラクションを待っている間も待ち列内の手すりなどを除菌するキャストを何度も見かけました。
ゴミ箱
トラッシュカンと呼ばれる園内にたくさん設置されているゴミ箱。普段は蓋が閉まっているのですが、今は蓋が開いており、蓋に触れずにゴミを捨てることができます。
レストランでの話
レストランは各店舗で確保すべき必要な人数が増えたこともあってか、全ての店舗はオープンしていませんでした。特に小さめの店舗はクローズしている傾向でした。また、営業時間もかなり短く11時から17時までとかのお店が多かった印象です。
入り口でガイドマップがもらえず、営業しているお店の確認はWebサイトを見ないといけなかったのですが、私はWebサイトを見るのが面倒臭く、道すがら開いてる店があれば覗き、メニューをみて決めるというスタイルでレストランは利用しました。
レジには囲いが設置されていました。
テーブルは基本的に以前と同じように設置されていました。しかし、間隔を確保するため「利用できない旨書かれた」シールもしくは札が貼られている。これらが付いていないテーブルは利用可能。利用方法も今までと変わらず。食事後も基本的には変わらず、お店によってはキャストが下げてくれたり、自分で返却場所まで持って行ったりだった。各お店のスタイルに従う形となる。
私はなんとなく。テーブル利用後は椅子をきれいには戻さず使ったあと感を出しておいてみた。こうすればキャストも他のゲストも分かりやすいのかなと。店内の座席が埋まった状態には遭遇しなかったし、まだまだ余裕のありそうな感じだったので、今までよりも食事はゆっくりととれる印象だった。
全体的に定期的に除菌液を使って拭きあげてくれていて安心感がありました。
アトラクションの話
ライド系
いわゆる乗り物系ですね。
待ち列は足元に黄色テープが貼られ、前後の方と間隔を開けて並ぶので列自体の長さは長くなりがち。しかし、間隔が開いていることやファストパスが無いため列はスムーズに進んでいく。待ち時間も並び始めの位置や列の距離こそ乗り場から遠いが普段より短かった印象。
ビッグサンダー・マウンテンやスペース・マウンテンなど乗り物が縦に長い乗り物はグループごとに1列空けて案内するらしい。なので、ビッグサンダーマウンテンの場合、2人ずつ15列あり30人乗りなので2人組ばかりの場合は1、3、5、7、9、11、13、15と案内されて16人乗車となるが、30人のグループがくればそのまんま30人フルで乗れるはずと思われる。
横並びで2人以上座るアトラクションは1席空けるルールらしく、インディ・ジョーンズ®︎・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮の場合は4人ずつ3列で、2列めは使わず、横並びで違うグループは1席空ける。2人組が続いて来た場合、乗り物1台には2人組が2組の計4人の乗車で乗るようだ。
ライド系アトラクションは定期的にキャストが乗車したり、一時的に運営を中断する除菌タイムがあるようです。
セーフティバーが顔に近づくレイジングスピリッツではゲストの降車後すぐに毎回除菌が行われていました。
スプラッシュ・マウンテンやタワー・オブ・テラーなどの乗車中の写真撮影はおやすみとなっていました。
シアター系
シアター系は基本的に前後は1列飛ばしで、横はグループ毎に1席空ける案内のようです。
シアター内でも他と違ったのがマジックランプシアター。出演者が声を出すからか、ショーが終わるたびに約30分ほど換気をしているらしく、私が入園した日では待ち時間は常に60分となっている印象でした。
各アトラクションの乗り方まとめ
私が実際に利用して感じ取った内容を書いています。運営方法がこの時から変わっていたり、私の理解違いもあるかもしれません。ご了承ください。
東京ディズニーランド
ウエスタンリバー鉄道
前後1列空け、1列1グループ
ジャングルクルーズ:ワイルドライフ・エクスペディション
1座席ぶんの目安テープ追加、クループごとに1席空け
カントリーベア・シアター
前後1列空け、1座席ぶんの目安テープ追加、クループごとに1席空け
ホーンテッドマンション
1台2人まで、1台飛ばしで案内、プレショーは無しで通過のみ
ピノキオの冒険旅行
1台1グループ
ロジャーラビットのカートゥーンスピン
通常
スペース・マウンテン
グループ毎に前後1列空け
モンスターズ・インク”ライド&ゴーシーク!”
1台2人まで
ビッグサンダー・マウンテン
グループ毎に前後1列空け
スプラッシュ・マウンテン
グループ毎に前後1列空け、乗車中の写真撮影無し
カリブの海賊
グループ毎に前後1列空け、1列1グループ
蒸気船マークトウェイン号
少なめに案内、グループ毎に距離をとるよう案内
ガジェットのゴーコースター
グループ毎に前後1列空け
東京ディズニーシー
ソアリン:ファンタステック・フライト
全列使用、横並びグループ毎に1席空け、プレショーは無しで通過のみ
インディ・ジョーンズ®︎・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮
前後1列空け、横並びグループ毎に1席空け
レイジングスピリッツ
前後1列空け、降車都度セーフティーバーを除菌
ジャンピン・ジェリーフィッシュ
通常
スカットルのスクーター
通常
フランダーのフライングフィッシュコースター
グループ毎に前後1列空け
タワー・オブ・テラー
2列目空け、横並びグループ毎に1席空け、1台に最大4グループまでの案内
アクアトピア
通常
ディズニーシー・エレクトリックレールウェイ
1座席ぶんの目安テープ追加、クループごとに1席空け
ニモ&フレンズ・シーライダー
前後1列空け、グループ毎に横1席空け
ディズニーシー・トランジットスチーマーライン
前後1列空け、グループ毎に横1席空け
センター・オブ・ジ・アース
グループ毎に前後1列空け、テラベーターは1度に3グループまで
シンドバット・ストーリーブック・ヴォヤッジ
グループ毎に前後1列空け、1列1グループ
トイ・ストーリー・マニア!
通常
キャラバンカルーセル
隣接する前後左右1頭分乗車不可(内側から○X○XとX○X○が交互になっている)
最後に
湿度と気温が共に高くなるこれからの時期、マスクをしての入園には非常に体力が必要となります。
こまめな水分補給、そして塩分補給ができるようにしっかりと準備をしていきましょう。
顔も汗でベタベタになりやすいので、肌荒れを防ぐため、顔を拭くシートで定期的に拭くと良いかと思います。マスクも定期的に交換することをお勧めします。
今まで外出自粛していたこともあり、思った以上にすぐ疲れてしまうかもしれません。そんな時は無理をせず涼しい場所で休んだりしてください。救護室もありますので必要があれば近くのキャストに声をかけましょう。
まだまだ様子をみながらの運営が続くと思いますが、その時々でのキャストの案内にしたがって全力で楽しみましょう。
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